ChatGPT・Gemini・GoogleのAIモードに、候補者が聞く質問を入れて、自社の挙がり方と評判の説明を測ります。何を直せば答えが変わるかの指針まで、レポートでお渡しします。採用の観点で行うLLMO診断です。


就活生や転職を考える人は、応募の前にAIで会社を調べ、その答えで応募するかどうかを決めはじめています。一方で、AIの答えには誤りも混ざります。
ある中堅のコンサルティング会社で、採用の質問10問を、GoogleのAIモードとGeminiで測った例です。実際のレポートの一部を、社名や固有の情報にモザイクをかけてお見せします。
候補者が転職先を探す8問で、大手4社は8問中6問に挙がりました。この会社が挙がったのは3問で、同じ規模の競合とも並ばれていました。

社名で聞くと、AIは「残業が少ない」「若手でも裁量がある」と説明します。ところが「ワークライフバランスが良いファームは?」と条件で聞くと、名前が挙がらず、競合が推薦されました。条件で探す質問の出典149件のうち、この会社のサイトは2件だけでした。

社名で評判を聞いたときの出典29件に、この会社のサイトは1件もありませんでした。研修の制度があるのに「研修は発展途上」という、事実と違う説明もありました。

打ち手として、「ワークライフバランス」「若手の裁量」「研修」など、候補者がAIに聞く言葉を見出しにして、働き方・裁量・研修の数字を載せるページを設計しました。


この会社では、強みはAIに知られていたのに、候補者が条件で探したときに推薦する材料が、公式の情報として出ていませんでした。評判の説明も外部のサイトに頼っていて、事実と違う記述が残っていました。候補者へのAIの答えは、会社が伝えたい姿と、ずれていることがあります。まずは、候補者がAIに聞く言葉と数字で採用サイトを整え、AIが使える公式の情報を増やすことから始めるのがよいと考えています。

採用サイトを作り込んでも、候補者がAIに聞いたときに、その情報が使われていなければ届きません。診断をしてみると、会社の強みがAIに伝わっていなかったり、口コミの一部だけで説明されていたりすることがよくあります。何が起きているかを測り、どこを直せば答えが変わるかまで、一緒に整理します。
できます。AIは、採用サイトのほかに、転職メディアの企業解説や口コミサイト、求人媒体も読んで答えています。採用サイトがない場合は、AIがどこの情報で自社を説明しているかを確かめることが、最初の手がかりになります。
どちらも対象です。新卒の学生と中途の転職者では、AIへの聞き方が違うため、採用したい層に合わせて質問を分けてつくります。
評判を消すことは、診断の目的にしていません。事実と違う説明があれば、出どころを特定し、掲載先への情報提供や、公式の数字の公開で、AIが正確な情報を使えるようにすることを目指します。
できます。たとえば、30問を事業20問・採用10問に分けて、取引先候補と採用候補の両方から見た自社の扱われ方を、まとめて測ることもできます。
ページを公開・修正してから、AIの答えに反映されるまでには時間差があります。弊社では、施策を始めてから3か月後と6か月後に、同じ質問で測り直すことをおすすめしています。