- リニューアルで決めることは、コンセプト・デザイン・SEO・技術の4つ。いちばん時間をかけたいのは、何を伝えるかのコンセプト
- URLを変えるなら301で転送し、1年以上残す。URLを変えなくても、見出しや内部リンクが変われば順位は動く
- デザインは参考を集めてAIと組み直すと速い。参考にしてよいのは方向性までで、画像・文章・コードはそのまま使わない
こんにちは、アースダイバー代表の佐藤です。弊社は2026年10月に、コーポレートサイトをAIと作り直しました。WordPressをやめ、いまは話しかけるだけでサイトを更新しています。
ホームページのリニューアルというと、まずデザインを新しくする話になりがちです。ただ、実際にやってみると、決めることは大きく4つに分かれました。何を伝えるかのコンセプト、見た目のデザイン、検索の順位を守るSEO、そしてどこで作り、どう更新するかの技術です。
この記事では、ホームページのリニューアルとは何か、4つの面ごとに何を決めるか、進め方の手順とチェックリスト、費用の目安、SEOで順位を落とさない注意点を、弊社の事例とGoogleの公式の資料、海外の事例をもとに整理します。
目次
ホームページのリニューアルとは
ホームページのリニューアルとは、いまあるサイトのデザイン・中身・仕組みを作り直すことです。新しくサイトを作る場合と違い、いまのサイトの検索での評価や、問い合わせの導線、社内の更新のやり方を引き継ぎながら変える点に難しさがあります。
作り直す範囲は、会社によってさまざまです。見た目だけを整える場合もあれば、ページの構成やURL、使っているCMS(ページを作る仕組み)まで変える場合もあります。範囲が広いほど、検索の順位や社内の運用に与える影響も大きくなります。
リニューアルは、4つの面に分けて考える
弊社がリニューアルをして感じたのは、「何を決めるか」を4つの面に分けておくと、話が混ざらないことです。

- コンセプト:誰に、何を伝えるサイトにするか
- デザイン:それを、どんな見た目と構成で伝えるか
- SEO:いまの検索での評価を、どう引き継ぐか
- 技術:どこで作り、誰がどうやって更新するか
順番も大事です。コンセプトが決まらないうちにデザインを始めると、見た目の好みの話になりやすくなります。SEOと技術は、デザインと並行して早めに確かめておかないと、公開の直前に問題が見つかります。
1. コンセプト:何を伝える会社かを先に決める
弊社の事例:時間の6割をトップページの議論に使った
弊社のコーポレートサイトは、デザイン18画面と全ページの文言を、AIとの対話約5時間で作りました。そのうち約6割は、トップページで「この会社は何を言うのか」を詰める議論でした(コーポレートサイトをAIと作り直した話)。

ここが決まってからは、ほかのページはかなり速く進みました。AIで作業が速くなっても、何を伝えるかを決めるのは人です。私は、リニューアルでいちばん時間をかけるべきところは、ここだと考えています。
海外でも「見た目より目的」が基本
英国政府のデジタルサービスの設計の原則は、最初に「利用者のニーズから始める(Start with user needs)」を挙げ、小さく始めてくり返し改善するよう求めています(GOV.UK)。
米国のユーザビリティの研究機関Nielsen Norman Groupも、作り直しの範囲を決める前に、目的と成功の基準を決めるよう求めています。「古く見える」「競合がうらやましい」といった理由は、作り直しの理由として弱い、としています(Nielsen Norman Group)。
一気に作り変えるか、少しずつ変えるか
同じNielsen Norman Groupの記事は、小さな直しで足りるなら、大きく作り変えないよう勧めています。お客様は、新しいデザインが明らかに良くても、変化そのものを嫌うことがあるからです。
Googleの研究者も、新しいデザインを出した直後に利用者が否定的な反応をする「変化への抵抗(change aversion)」について、事前の告知や、旧版に戻れる期間を設けることを勧めています(Aaron Sedley氏、GV Library)。
大きく作り変えて、数字が下がった例も記録されています。英国の小売のMarks & Spencerは、2014年2月に3年と1億5,000万ポンドをかけた新しいサイトを公開しましたが、2014年4〜6月期のオンラインの売上は8.1%減りました。会員は全員が登録し直す必要があり、600万人のうち登録し直したのは約半分でした(IEEE Spectrum・CNBC)。アプリの例では、Snapchatが2018年にデザインを大きく刷新したあと、1日の利用者が1億9,100万人から1億8,800万人に減り、初めての減少になりました。会社は主な理由を刷新としています(Engadget)。

2. デザイン:参考を集め、AIと自社の形に組み直す
参考にしたいサイトを集め、特徴を言葉にする
デザインは、ゼロから考えるより、参考にしたいサイトを集めるところから始めると進みやすくなります。弊社のおすすめは、次の流れです。

- 参考にしたいサイトを、5〜10個ほど集める
- どこが良いと感じたかを、言葉にする(「余白が広い」「見出しが大きい」「写真より文字で語っている」など)
- その言葉と、自社のコンセプトをAIに伝え、方向の違う案を複数出してもらう
- 実物を見て、違和感を言葉にして直してもらう
- 最後に、参考にしたサイトと似すぎていないかを確かめる
弊社のサイトでも、AIに方向の違う案を並べてもらい、実物を見ながら決めていきました(コーポレートサイトをAIと作り直した話)。言葉で正解を指示するより、見て違和感を伝えるほうが、自社らしい形に近づきます。
AIで作った試作には注意も要ります。Nielsen Norman Groupは、AIで作った試作は完成して見えても、細かな誤りが隠れていることがある、としています(Nielsen Norman Group)。Figmaの2025年の調査でも、デザイナーと開発者の78%が、AIで効率が上がったと答えた一方、品質が上がったと答えたのは58%でした(TechRadar)。
著作権で気をつけたいこと
参考にしたサイトを、どこまで取り入れてよいか。ここは、文化庁の資料と裁判の例で確かめておきます。
- アイデアや作風は、保護されない:文化庁の「AIと著作権に関する考え方について」は、著作権法は「『アイデア』は保護しない」としています。作風が共通するだけでは、似ているとは判断されません(文化庁)。
- AIで作ったものも、同じ基準で判断される:他人の作品をもとにしたか(依拠性)と、表現が似ているか(類似性)で判断します。文化庁は「通常の著作権侵害と同様の基準」としています。他人の作品をAIに読み込ませて似たものを作らせる目的なら、学習のための例外(著作権法30条の4)が使えないことがあります。指示に特定の作品名を入れると、依拠性が認められやすくなります(文化庁「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」)。
- サイトの構成は守られにくく、部品は守られることがある:時計の修理会社のサイトをめぐる裁判(東京地裁、2014年7月30日)では、サイトの構成やバナーの侵害は認められず、修理の規約の文章は保護されました(日本弁理士会『パテント』2015年10月号)。サイト全体のレイアウトを著作物と認めた判決は、今回の調べでは見つかりませんでした。一方で、写真・文章・プログラムのコードは、それぞれ保護の対象になりえます。
- 画面のデザインは、意匠権で守られることがある:2020年4月に施行された改正意匠法で、操作に使う画像や、機能を果たすために表示される画像も、意匠として登録できるようになりました。守られるのは、登録された画像です(特許庁)。

実務では、参考にしたサイトの画像・文章・コードをAIに読み込ませないこと、方向性は言葉で伝えること、できあがったものが似すぎていないかを確かめること、AIへの指示の記録を残しておくことが、安全な進め方です。判断に迷う場合は、弁護士や弁理士に確認してください。
3. SEO:いまの検索での評価を引き継ぐ
URLを変えるなら、301で転送し、1年以上残す
Googleは、URLが変わるサイトの移転について、公式のガイドで手順を示しています(Google検索セントラル、2026年9月11日更新)。

- いまのURLを一覧にし、それぞれの移転先を決める
- 古いURLから新しいURLへ、恒久的な転送(301や308)をする
- 転送は、できるだけ長く、目安として「1年以上」残す
- サイトの中のリンク、正規のURLの指定(canonical)、サイトマップを、新しいURLに直す
- 移さないページは404か410を返す。多くの古いURLをトップページにまとめて転送しない(エラーのページとして扱われることがあるため)
- 変更は一度にまとめず、順番に行う
- サーチコンソールで、新旧の両方のサイトを見守る
転送の種類も大事です。Googleは、301・308は「完全に移転した」ことを示し、302・307などの一時的な転送では、移転先を正規のページとして扱わないとしています(Google検索セントラル)。
SEOの注意点:URLを変えなくても、順位は動く
注意したいのは、URLを変えないリニューアルでも、順位が動くことです。GoogleのJohn Mueller氏は、ドメインを変えるより、デザインの作り直しのほうが順位が大きく動くことがある、と話しています。デザインを変えると、見出し・内部リンク・表示の速さなども変わり、Mueller氏はそれらも中身と考えている、と話しています(Search Engine Journal・Search Engine Roundtable)。
Googleのガイドも、移転のあいだは順位が一時的に変動することがあり、時間とともに安定する、としています。中規模のサイトでは、新しいURLが検索に出始めるまでに数週間以上かかることがあります。リニューアルの公開は、繁忙期を避けるのが安全です。
表示の速さは、リニューアルで変えやすい
リニューアルは、表示の速さを見直す機会にもなります。Googleは、ページの主な内容が2.5秒以内に表示されることなどを、よい状態の目安にしています(Google検索セントラル)。ただし、検索の仕組みは、表示の体験が平均を下回るページも含めて、常にいちばん関連する内容を表示するように作られている、とも書いています(Google検索セントラル)。速さは順位のためというより、読む人のために直すものです。
実際に、速さを直して数字が上がった例が、Googleの開発者向けのサイトで公開されています。楽天24は、表示の速さだけを変えたページを1か月比べ、訪問者1人あたりの売上が53.37%、購入率が33.13%上がりました(web.dev)。Yahoo!ニュースは、表示中のレイアウトのずれを直し、1回の訪問で見られるページの数が15.1%増えました(web.dev)。

公開の前後に確かめたいことのチェックリスト
Googleのガイドの手順を、公開の前と後に分けて確かめられる形にしました。
公開の前
- [ ] 古いURLと新しいURLの対応表ができている
- [ ] 対応表のURLを開いて、301で正しいページに転送されるか確かめた
- [ ] 開発中につけた「検索に出さない」設定(noindexやクロールの禁止)を外した
- [ ] 内部リンク・canonical・サイトマップが、新しいURLになっている
- [ ] GA4などの計測のタグが、すべてのページに入っている
- [ ] お問い合わせのフォームを、実際に送って確かめた
公開の後
- [ ] サーチコンソールで、新しいサイトマップを送った
- [ ] サーチコンソールの「ページ」のレポートで、エラーや見つからないページが増えていないか見る
- [ ] 検索から人が来ていたページの、表示回数とクリック数を、公開の前と比べる
- [ ] 問い合わせの数を、公開の前と比べる
- [ ] 数週間から数か月は、毎週同じ数字を見る
4. 技術:どこで作り、どう更新するか
CMSを続けるか、静的なサイトに移すか
技術の面でいちばん大きな判断は、WordPressのようなCMSを続けるか、別の仕組みに移すかです。
弊社の事例では、WordPressをやめ、ページのデータをGitHubに置き、Cloudflare Pagesで配信する形にしました。更新は、AIに話しかけるだけです。移してから2日で、サイトに加えた変更は110回になりました(話しかけるだけでサイトを更新している話)。管理画面やプラグインがないので、WordPress本体やプラグインの更新に追われなくなりました(WordPressの脆弱性の記事)。

記事だけを先に移す、という選び方
サイト全体を一度に移さない方法もあります。弊社がお客様にご提案している事例では、製品のページやフォームはいまの仕組みのまま残し、コラムの部分だけを新しい配信の仕組みに移します。
- URLを変えないまま移せるので、検索での評価への影響が小さい
- 記事の一括の修正、転送の管理、公開の速さで、効果が出やすい
- フォームや計測のあるページを動かさないので、リスクが小さい
一方で、条件もあります。ドメインの設定(DNS)を移す必要があること、いま使っているサービスによっては、前に別の配信の仕組みを置くために有料の追加が必要なこと、見た目を2つの仕組みでそろえる手間がかかることです。Googleのガイドも、大きなサイトは部分ごとに分けて移してよいとしています。変更を一度にまとめないことは、ここでも大事です。
リニューアルの費用の目安
freeeがまとめた相場では、原稿の作成も含むコーポレートサイトの制作費は、10ページまでの小規模なもので30万〜100万円、10〜30ページで80万〜300万円、30ページ以上で300万円〜です。依頼先によっても変わり、フリーランスなら10万〜50万円が目安とされています(freee)。

費用は、何で変わるか
同じfreeeのまとめでは、制作費の内訳の目安も示しています(freee)。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| トップページのデザイン | 15万〜30万円 |
| 下層ページのデザイン | 1ページ3万〜15万円 |
| ディレクション費 | 制作費の20〜30% |
| CMSの導入 | 10万〜50万円 |
| SEOの対策 | 20万〜100万円 |
| 原稿の作成 | 1ページ1万〜3万円 |
| 写真の撮影 | 1日3万〜10万円 |
リニューアルの場合は、これに、いまのサイトの棚卸し、URLの対応表と転送の設定、記事の移行の手間が加わります。
見積もりで確かめたいこと
- ページの数と、デザインを作り込むページの数
- 原稿は誰が書くか(社内か、制作会社か)
- URLの対応表と転送の設定が、見積もりに入っているか
- 記事やお知らせの移行が、何本まで入っているか
- 公開のあと、誰がどうやって更新するか。更新を頼むと、1回いくらかかるか
- サーバー・保守・CMSの更新の費用が、毎月いくらかかるか
補助金を使える場合もあります。小規模事業者持続化補助金では、第20回(2026年11月5日受付開始)から、ウェブサイトの関連費の補助の上限が30万円(税込)になりました(小規模事業者持続化補助金 事務局)。条件は回ごとに変わるので、申請の前に公募要領で確かめてください。
リニューアルの進め方:5つの手順とチェックリスト
ここまでの4つの面を、時間の順に並べると次のようになります。手順ごとに、確かめたいことをチェックリストにしました。

1. 目的とコンセプトを決める
- 誰に向けたサイトか(お客様・採用の候補者・取引先など)
- 見た人に、何をしてほしいか(問い合わせ・資料請求・応募など)
- 良くしたい数字は何か。いまの数字はいくつか
- トップページで、何を言う会社かを一文で言えるか
2. いまのサイトを棚卸しする
- すべてのページの一覧を作る
- サーチコンソールで、検索から人が来ているページと、表示回数の多い検索語を書き出す
- GA4で、問い合わせにつながっているページを書き出す
- ほかのサイトからリンクされているページを書き出す
- 残すページ・まとめるページ・なくすページを決める
ここで書き出したページは、検索や問い合わせで成果を出しているページです。URLや内容を変えるときは、特に気をつけます。
3. デザインと構成を作る
- 参考にしたいサイトを集め、良いと感じた点を言葉にした
- AIに方向の違う案を複数出してもらい、実物を見て決めた
- スマホで見たときの読みやすさを確かめた
- 参考にしたサイトと似すぎていないかを見比べた
4. 移行の準備をする
- URLの対応表と転送の設定
- 計測のタグとフォームの確認
- 記事やお知らせの移行
- 公開の日を、繁忙期を避けて決めた
5. 公開して、見守る
- 公開の後のチェックリスト(SEOの節)を確かめる
- 数週間から数か月、毎週同じ数字を見る
- リニューアルのお知らせを出す
よくある失敗
| よくある失敗 | どう防ぐか |
|---|---|
| 見た目の好みで決めて、何を伝えるかが変わらない | 先にコンセプトと、良くしたい数字を決める |
| URLを変えたのに、転送をしていない | URLの対応表を作り、301で転送し、1年以上残す |
| 古いページを、まとめてトップページに転送する | 対応するページに転送し、なくすページは404にする |
| デザイン・URL・CMSを一度に全部変える | 変える順番を決め、ひとつずつ確かめる |
| 公開したあと、更新が止まる | 社内で更新できる仕組みにしておく |
| 参考にしたサイトに似すぎてしまう | 画像・文章・コードは使わず、公開前に見比べる |
自社で進めるのは大変。外注も選択肢に
ここまで見てきたように、リニューアルで決めることと確かめることは、かなりの数になります。この記事のチェックリストだけでも、40項目近くあります。
- コンセプトを決めるには、社長や営業の責任者の時間が要る
- デザインは、参考を集めて言葉にし、案を見比べ、著作権の面まで確かめる必要がある
- SEOは、URLの対応表と転送の設定を間違えると、検索からの流入が落ちる
- 技術は、CMSを続けるか移すかで、公開のあとの更新のやり方まで変わる
社内にサイトに詳しい人がいて、時間も取れるなら、自社で進めることもできます。ただ、本業と並行してすべてを進めるのは、多くの中小企業にとって簡単ではありません。とくにURLの転送や移行のように、一度間違えると取り戻すのに時間がかかる部分は、外に頼むことも考えてよいと思います。
外注するときは、次のことを確かめておくと安心です。
- コンセプトを決めるところから、一緒に考えてくれるか
- URLの対応表と転送の設定まで、引き受けてくれるか
- 公開のあと、社内で更新できる形で渡してくれるか
- 更新を頼むと、1回いくらかかるか。毎月の保守の費用はいくらか
- サイトのデータは、自社のものとして手元に残るか
弊社のハナス
弊社は、この記事で紹介したやり方で、ホームページのリニューアルをお受けしています。「ハナス」は、AIでホームページを作り直し、そのあとは話しかけるだけで、サイトの更新も記事の公開もできるようにするサービスです。
ハナスでお引き受けすること
- コンセプトから一緒に:弊社のコーポレートサイトと同じように、何を伝えるサイトにするかを、最初に一緒に決めます。
- デザインは、いまのままでも作り直しでも:いまのデザインを生かすことも、この機会に作り直すこともできます。
- 記事の移行と、URLの転送まで:WordPressの記事も移せます。URLが変わるページは、古いURLから新しいURLへ転送し、これまでの検索の評価を引き継ぎます。
- フォームも作る:お問い合わせや資料のダウンロードのフォームを作り、メールで届くようにします。
- 公開のあとは、話しかけて更新:スマホやパソコンからAIに話しかけるだけで、文章の修正やお知らせ・記事の公開ができます。最初に、社内の方と一緒に更新の練習をします。
- データは、お客様のもの:サイトのファイルや記事は、お客様のアカウントで管理する形にできます。契約を終えても、そのまま手元に残ります。
料金と、向いている会社
料金は10万円からで、ページの数や機能に合わせてお見積りします。更新のたびに制作会社に頼んでいる会社や、WordPressの保守に手間がかかっている会社に向いています。一方で、社内の何人もがそれぞれ記事を公開し、承認を管理画面で回している会社には、WordPressのような管理画面のほうが合う場合もあります。ご相談の際に、正直にお伝えします。
いまのサイトのURLをお送りいただければ、ページや記事の数、フォームの有無などを調べて、移行にかかる作業の量と、お見積りの目安をお伝えします。くわしい内容は、ハナスのページにまとめています。
よくある質問
Q. リニューアルすると、検索の順位は下がりますか?
下がるとは限りません。Googleには、リニューアルしたサイトの順位を自動で下げる仕組みはない、とJohn Mueller氏は話しています(Search Engine Journal)。ただし、URLや構成、見出し、内部リンクが変われば、順位は上がることも下がることもあります。転送の設定と、公開後の見守りが大事です。
Q. ドメインはそのままのほうがいいですか?
変える理由がなければ、そのままがおすすめです。ドメインを変える場合は、サーチコンソールのアドレス変更ツールを使い、転送を長く残す必要があります(Search Console ヘルプ)。
Q. リニューアルのお知らせは、出したほうがいいですか?
出すのがおすすめです。見た目や導線が大きく変わる場合は、事前に知らせることで、変化への抵抗をやわらげられます。弊社も、リニューアルの公開にあわせてお知らせを出しました。
まとめ
ホームページのリニューアルは、コンセプト・デザイン・SEO・技術の4つの面に分けて考えると、決めることが整理できます。いちばん時間をかけたいのは、何を伝える会社かを決めるコンセプトです。
デザインは、参考を集めてAIと組み直すと速く進みますが、画像・文章・コードはそのまま使わないようにします。URLを変えるなら301で転送して1年以上残し、変更は一度にまとめないこと。技術の面では、社内で更新できる仕組みにしておくと、リニューアルのあともサイトが止まりません。
参考:Engadget(2018年8月7日)/Google検索セントラル「ページ エクスペリエンス」/GOV.UK「Government Design Principles」/Nielsen Norman Group「Radical Redesign or Incremental Change?」(2015年2月8日)/Aaron Sedley氏「Change aversion」(GV Library)/IEEE Spectrum(2014年7月14日)/CNBC(2014年7月8日)/Nielsen Norman Group「Test Earlier with AI」(2026年9月11日)/TechRadar(Figmaの2025年の調査)/文化庁「AIと著作権について」/文化庁「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」(2024年7月31日)/日本弁理士会『パテント』2015年10月号(東京地裁 平成26年7月30日判決の紹介)/特許庁「令和元年意匠法改正特設サイト」/Google検索セントラル「サイト・ホームページ移行について」(2026年9月11日更新)/Google検索セントラル「リダイレクトと Google 検索」(2026年4月17日更新)/Search Engine Journal(2020年7月24日)/Search Engine Roundtable(2021年4月20日)/Search Engine Journal(2021年7月12日)/Google検索セントラル「Core Web Vitals と Google 検索の検索結果について」/web.dev「Rakuten 24」/web.dev「Yahoo! JAPAN News」/freee「ホームページ作成はいくらかかる?」(2025年12月22日)/小規模事業者持続化補助金 第20回 公募要領 新旧対照表(2026年7月21日)/Search Console ヘルプ「アドレス変更ツール」




