- ホームページの更新を外注して困ったことは「コストがかかる」が52.3%、「更新するまでに時間がかかる」が18.5%(2020年の調査)
- 更新代行の月額の相場は、月2〜3回の更新で1万〜2万円、週2〜3回で2万〜5万円ほど
- いまはAIに話しかけるだけで、確認用のページで確かめてから、自分でサイトを直し続けられる
こんにちは、アースダイバー代表の佐藤です。
もし、スマホに話しかけるだけで、自分の好きなようにホームページを直し続けられたら、どう思いますか。お知らせを出すのも、文言を直すのも、ページを足すのも、制作会社に依頼しないで、思いついたその場でできる。
実は、いまはそれができます。弊社のこのサイトも、管理画面を開かないで、AIに話しかけて更新しています。2026年10月に仕組みを移してから2日で、サイトに加えた変更は110回になりました(話しかけるだけでサイトを更新している話)。
この記事では、ホームページの更新がなぜ面倒なのか、制作会社に都度依頼するとどれくらいの時間と費用がかかるのかを整理します。そのうえで、更新を依頼し続ける場合のコツと、話して自分で直す方法をご紹介します。
目次
そもそも、ホームページの更新は面倒
ホームページの更新は、やることは小さくても、手間がかかります。
- 管理画面に入るためのIDとパスワードを探す
- どのページのどこを直せばよいか、画面の中で探す
- 画像の大きさや、文字の装飾をそろえる
- 公開したあと、スマホで崩れていないか確かめる
慣れた人なら数分でも、年に何回かしか触らない人には、毎回が初めてのような作業です。結果として、サイトを触れるのが社内の一人だけになったり、制作会社に頼むことになったりします。
Web制作会社のプラストが2020年9月に、従業員50人未満の会社の経営者1,127人に聞いた調査があります。ホームページの運用を外注している会社に、自社で運用していない理由を聞くと、「担当者がいないため」が30.5%、「やり方が分からないため」が30.2%でした(ASCII STARTUP)。少し前の調査ですが、人がいない、やり方がわからない、という悩みはいまも変わらないと思います。
都度依頼すると、時間と費用がかかる
制作会社に更新を依頼すると、文言をひとつ直すだけでも、いくつもの手順をはさみます。

やり取りのたびに、相手の返事を待つ時間が生まれます。急ぎのお知らせほど、もどかしく感じます。私もWordPressのころは、ちょっとした修正を外注して、数万円と数日をかけていました。
先ほどのプラストの調査で、ホームページの運用を外注して困ったことを聞くと、「コストがかかる」が52.3%で最も多く、「更新するまでに時間がかかる」が18.5%でした(ASCII STARTUP)。

更新代行の費用の相場
更新を外に頼む場合の費用の目安です。発注先を探すサービスのPRONIアイミツは、受発注のデータをもとに、ホームページの維持・更新の月額の相場を次のように公開しています(PRONIアイミツ、2026年4月16日更新)。
| 頼む内容 | 月額の相場 |
|---|---|
| ほとんど自社で対応(サーバー・ドメインなど) | 5,000円〜 |
| 月2〜3回の更新を頼む | 1万〜2万円 |
| 週2〜3回の更新を頼む | 2万〜5万円 |
| 集客の相談も含める | 5万円〜 |
単発で頼む場合は、コンテンツの更新1回(1か所)で5,000円ほどが目安とされています(PRONIアイミツ)。
月2〜3回の更新を頼むと、1年で12万〜24万円ほどになります。更新の回数を増やしたい会社ほど、費用も増えていく形です。
更新を依頼するときのコツ
当面は依頼を続ける場合は、次のことを守ると、やり取りの回数と時間を減らせます。
- 直したい画面のスクリーンショットに、直す場所と新しい文言を書きこんで送る
- 文言は、社内で確定してから送る(途中で変えると、その分やり取りが増える)
- 小さな修正は、何件かまとめて頼む
- いつまでに公開したいかを、最初に伝える
- 料金に含まれる修正の回数と、追加の費用を先に聞いておく
依頼書の形を社内で決めておくと、誰が頼んでも同じ質で伝わります。
依頼をやめて、話して自分で直す
もうひとつの方法が、冒頭でお話しした、話して自分で直すやり方です。
弊社のサイトは、ページのデータをGitHubに置き、Cloudflare Pagesで配信しています。更新するときは、AIに「トップのお知らせに、年末年始の休業を出して」のように話しかけます。AIが直したページを確認用のURLで見て、問題がなければ「公開で」と伝えるだけです。
依頼していたころと比べると、変わったのは時間と費用です。
| 依頼していたころ(WordPress) | いま | |
|---|---|---|
| ちょっとした修正 | 外注して、数万円・数日 | 話しかけて、数分 |
| 記事の入稿 | 1本1,000円ほどで依頼 | AIが入れる。入稿費なし |
| 更新できる人 | 管理画面に慣れた人 | 管理画面に慣れていない人も |
私がいちばん大きいと感じているのは、思いついてから公開するまでの時間が、ほとんどなくなったことです。
話して直すときに、決めておきたいこと
話して直す形にしても、次のことは決めておきます。
- 公開の前に、確認用のページで見る:AIが直したものを、本番に出す前に必ず確かめる
- 誰が「公開で」と言うか:公開の判断をする人を決めておく
- 書き方の決まりをAIに覚えさせる:言葉の使い方や、価格・会社情報の書き方などをファイルにまとめ、AIが毎回読むようにする
弊社では、この書き方の決まりと、公開の前にリンク切れを自動で確かめる仕組みを入れています。AIに任せる部分が増えても、確かめる手順を残しておくのが大事だと考えています。
話して直す形が、向かない会社もある
社内の何人もがそれぞれ記事を公開し、上長の承認を管理画面で行っている会社は、WordPressのような管理画面のほうが合うことがあります。会員機能やネットショップのように、プラグインで作った機能に頼っているサイトも、移すのに手間がかかります。
逆に、少ない人数でサイトを運営していて、更新の速さと費用を優先したい会社には、大きな差が出るやり方です。自社で更新できるようにする方法の比べ方は、こちらのQ&Aにまとめています。
ハナスで、話して更新できるサイトに
弊社のハナスは、ホームページをAIで作り直し、そのあとは話しかけるだけで自社で更新できるようにするサービスです。
- 料金:サイトの構築は10万円から(税別)。ページの数、記事の移行、フォームの有無でお見積りします
- 移行:WordPressの記事も移せます。URLが変わるページは転送して、これまでの検索の評価を引き継ぎます
- 更新の練習:社内の方と一緒に、話して更新・公開するところまで練習します
いまのサイトのURLをお送りいただければ、作業の量と、お見積りの目安をお伝えします。リニューアル全体の進め方は、ホームページのリニューアルの記事にまとめています。
よくある質問
更新を依頼している制作会社との契約は、どうすればいいですか
いまの契約の内容と、サイトのデータを誰が持っているかを、まず確かめてください。移すときは、サーバーやドメインの情報、サイトのデータを受け取る必要があります。
スマホからでも更新できますか
できます。スマホから話しかけて、確認用のページもスマホで見られます。
間違えて公開したら、戻せますか
戻せます。ハナスで作るサイトは、変更の履歴がすべて残るので、前の状態に戻せます。
AIやプログラミングの知識は必要ですか
必要ありません。ふだんの言葉で、直したいことを伝えるだけです。
まとめ
ホームページの更新を制作会社に依頼すると、文言ひとつでも何度かのやり取りをはさみ、時間と費用がかかります。依頼を続けるなら、直す場所と文言を確定してまとめて頼むのがコツです。
もうひとつの方法として、いまはAIに話しかけるだけで、自分でサイトを直し続けられます。少ない人数でサイトを運営している会社ほど、思いついたことをすぐ公開できる差は大きくなります。
参考:ASCII STARTUP(プラスト「ホームページの重要性」調査、2020年9月29日)/PRONIアイミツ「ホームページの維持費の相場」(2026年4月16日更新)




