
ご質問ありがとうございます。AI検索対策を始めると、「で、AIからどれくらい人が来ているの?」と社内で聞かれますよね。GA4で見る方法は、よくご相談いただくところです。
結論から言うと、GA4で見られるのは、AIからの流入の一部だけです。ChatGPTやPerplexityなどから来た人は、ある程度GA4で見られます。ただ、GoogleのAIによる概要やAIモードから来た人は、GA4では通常の検索と区別できません。さらに2026年10月には、ChatGPTからの流入がGA4で「直接」に入ってしまうという報告も出ています。GA4だけで判断するより、いくつかの数字を並べて見るのがおすすめです。
まず、AIからの流入が、GA4でどう見えるかを整理しておきます。

ひとつ目は、ChatGPT・Perplexity・Gemini・Copilotなど、AIのサービスのリンクから来た流入です。多くは、GA4の「参照元」に、chatgpt.comやperplexity.aiのようなサービスの名前が残ります。ChatGPTは、2025年6月から、答えの中のリンクに「utm_source=chatgpt」という印をつけるようになりました(PPC Land)。
ふたつ目は、GoogleのAIによる概要やAIモードから来た流入です。こちらは、GA4では通常のGoogle検索と同じ「google / organic」になり、分けて見ることはできません。Googleは、AIモードのクリックや表示も、Search Consoleの検索パフォーマンスの合計に含めると説明しています(Search Engine Journal)。
みっつ目は、どこから来たかがわからず、「direct(直接)」に入ってしまう流入です。スマホのアプリから開いたリンクなどは、参照元が残らないことがあります。さらに2026年10月には、新しいモデルのGPT-6が出たころから、ChatGPTのリンクに印も参照元もつかなくなり、GA4で「直接」に入っているという報告が出ました。OpenAIからの説明はまだなく、意図した変更かどうかもわかっていません(Relevant Audience)。
そのうえで、ひとつ目の流入は、GA4で次のように見られます。

いちばん手軽なのは、「レポート」の「集客」から「トラフィック獲得」を開き、表のディメンションを「セッションの参照元 / メディア」に変えて、検索窓にchatgptなどと入れる方法です。
毎月追いかけるなら、「管理」の「チャネル グループ」で、AIのサービスをまとめたチャネルを自分で作っておくと便利です。条件は「参照元」が正規表現に一致するものにして、たとえば「chatgpt|openai|perplexity|gemini|copilot」のように書きます。
作ったチャネルは、標準の「Referral」より上に置きます。そうしないと、先にReferralに振り分けられてしまうためです。
ここまで見てきたとおり、GA4で見えるAIからの流入は、全体の一部です。しかも、AIの答えの中で自社の名前を見て、あとで社名で検索して来る人は、「AIから来た人」としては数えられません。
そのため、弊社では次の数字を並べて見るのをおすすめしています。
測り方の全体は、AI検索対策の効果とKPIのQ&Aにまとめています。