
ご質問ありがとうございます。「ホワイトペーパーをつくりたいけれど、うちには書けるネタがない」というご相談は、本当によくいただきます。
結論から言うと、ネタは、たいてい社内にあります。データの形になっていないだけです。探す場所は、たとえば社内のドライブや顧客管理のシステム・営業の担当者・上司やベテランの社員・導入後のサポートの担当者です。データになっていなければ、その人に話を聞いて、文字にすれば材料になります。
ホワイトペーパーのネタを選ぶときの決め手は、2つの重なりです。
読み手がお客様なら、たとえば次のようなものが、そのままネタになります。
ホワイトペーパーのつくり方の記事にも書きましたが、資料の出来は、こうした一次情報をどれだけ渡せるかで決まると考えています。一般論はAIでも書けますが、自社の商談で何が起きたかは、自社にしか書けません。
主な探す場所と、そこにありそうなものをまとめると、次のとおりです。ほかにも、経営会議の資料や、採用の面接で聞かれたことなど、会社によって材料のある場所は違います。

ドライブにあるものは、Claudeなどにつないで読み込ませれば、材料にしやすくなります。営業やベテランが知っていることは、記録に残っていないことがほとんどです。
社内に材料が少ない場合は、社外の情報を集めて整理するだけでも、ネタになります。海外の事例は、集めて読み比べるのに手間がかかるので、まとまっているだけで役に立ちます。国内外の事例を集めた弊社の事例集も、この考え方でつくりました。
営業の担当者や上司が知っていることは、30分ほど話を聞けば、材料にできます。進め方は、次のとおりです。
聞くときは、次のような質問を用意しておくと、話が具体的になります。

記録がなくても、各担当者は「この質問がいちばん多い」「最後はここで決まる」という肌感覚を持っていることが多いです。これも立派な材料です。
ただ、肌感覚だけでランキングをつくると、印象に残った商談の数を、多く見積もりがちです。私は、次のように扱っています。
弊社のホワイトペーパーも、同じように社内の材料から組み立てています。AI検索診断で集めた計測の結果をドライブから読み込み、近い海外の事例を集めて重ね、最後に、支援の現場で見てきたことを私が話して足しています。手順は、ホワイトペーパーのつくり方の記事でくわしく紹介しています。
ネタがないと感じたら、まずは営業の担当者に「最近、商談で何を聞かれた?」と聞いてみるところから始めてみてください。