ChatGPT・Gemini・GoogleのAIモードに、患者が病院やクリニックを探すときの質問を入れて、自院が挙がるか、どの医療機関と並ぶか、院名で聞いたときに正しく説明されるかを測ります。何を直せば答えが変わるかの指針まで、レポートでお渡しします。医療機関のためのLLMO診断です。


病気や治療のことを、まずAIに聞く人が増えています。AIは、病院の公式サイトや医療機関の検索サイト、Googleマップを読んで、候補を挙げます。挙がり方はAIごとに違い、受診を決める大事な質問ほど、自院の情報が使われていないことがあります。
ある股関節の専門クリニックで、患者が聞く30問を、ChatGPT・Gemini・GoogleのAIモードで測った例です。実際のレポートの一部を、院名は置き換え、ほかの医療機関の名前などにモザイクをかけてお見せします。
院名を出さない質問では、72回答中40回答で挙がり、挙がった63施設の中で最も多い結果でした。一方、検索からサイトへの訪問は、推定で約3分の1に減っていました。

AIモードとGeminiは専門クリニックを多く挙げ、ChatGPTは大学病院や総合病院を中心に挙げていました。どのAIで、どの医療機関と並んでいるかを数えました。

専門のクリニックや遠方からの受診の質問では1位に挙がる一方、このクリニックの中心の手術を条件にした質問では、Geminiで挙がらず、ほかのAIでも下位にとどまっていました。

ChatGPTで挙がったのは24問中8問でした。ChatGPTの出典の64%はほかの医療機関の公式サイトで、専門外来や手術実績のページがある大きな病院が挙がっていました。

「大学病院と専門クリニックのどちらで受けるべきか」などの質問では、AIは判断の基準だけを示していました。手術件数や合併症の数字は公開されているのに、その答えでは使われていませんでした。

治療実績・院長あいさつ・手術の方法・手術と入院の流れ・よくある質問・クリニック概要の6か所について、どの質問に効くかとあわせて、直し方を整理しました。


このクリニックは、AIの答えの中ではすでに目立つ存在でした。それでも、患者が手術を受けるかどうかを決める質問では、手術件数や合併症という強い根拠が使われていませんでした。数字が表で載っているだけで、その数字が何を意味するかの説明がなかったためだと考えています。まずは、すでにある数字と医師の経歴を、院長の言葉で説明する文章に整えることから始めるのがよいと考えています。
構成の一例です。実際のレポートは、考え方と方法から、結果の詳細、出典の分析、直すページと順番までを、この順にまとめます。



このほか、90回答の全文と出典を記録した計測データもお渡しします。レポートの内容は、最後のオンラインでのお打ち合わせで、ご説明します。

サイトに実績を載せていても、患者がAIに聞いたときにその情報が使われていなければ、届きません。診断をしてみると、移転前の住所が残っていたり、強みの数字が判断の質問で使われていなかったりすることがよくあります。何が起きているかを測り、どこを直せば答えが変わるかまで、一緒に整理します。
どちらも対象です。診療科・地域・強みに合わせて、患者が実際に聞く30問をつくります。分院がある場合は、分院ごとの地域の質問も入れられます。
診断は、AIの答えを測って分析するもので、広告ではありません。改善の提案も、治療の実績・合併症・医師の経歴・手術と入院の流れなど、事実の情報を正確に、テキストで載せる方向に限ります。体験談や、ほかの医療機関より優れていると読める表現を使う提案はしません。
AIの答えの中で、Googleマップの評価や口コミがどう使われているかも記録します。口コミの数を増やす施策はおすすめしていません。院の情報がサイト・Googleマップ・医療機関の検索サイトでそろっているかを確かめます。
できます。患者が病院を探す質問と、医師を探す質問を組み合わせて、両方から見た扱われ方をまとめて測ることもできます。医師ごとの診断は、医師のAI検索診断で紹介しています。
できます。移転前の所在地や旧い院名がAIの答えに残っていないかも、院名で確かめる質問で調べます。事例のクリニックでも、移転前の所在地を説明する答えが見つかりました。
ページを公開・修正してから、AIの答えに反映されるまでには時間差があります。弊社では、施策を始めてから3か月後と6か月後に、同じ質問で測り直すことをおすすめしています。