Web記事を見たとき、見た目によって読みやすさが違うと感じたことはありませんか?Web記事コンテンツの印象は、記事の内容だけでなく、見た目によっても大きく左右されます。
読み手に読みやすいと感じてもらうのに、今回ご紹介する要素に気を配ると、読み手が受ける印象が変わってくるのです。Web記事の印象を良くするのに、どのような要素を気をつけると良いのかを今回はご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
Web記事の印象を決める5つの要素
Web記事を書くときは、Wordを使うことが多いのではないでしょうか。Wordを使うとき、次の5つの要素を考慮すると、記事の印象が変わってきますよ。
文字のフォント
フォントとは、文字の書体のことです。元来、フォントと書体は別の意味を持っていましたが、現在ではほぼ同じ意味で使われるようになってきました。記事の印象を決めるのに、フォントが大きな割合を占めるといえるかも知れません。
フォントについての詳細は、のちほどご紹介します。
大きさ
Web記事に使う文字は、大き過ぎ・小さ過ぎどちらも読みにくくなってしまいます。大きさは、14pxから16pxがちょうどいいとされているのです。最低でも12px以上に設定しましょう。
行間
適切な改行がされずに行間がなく、文章がいくつも続いていると、非常に読みづらい記事となり、読む前から印象を悪くしてしまいます。目安として、2行から5行ほど書いたら改行するように心がけましょう。
また、行間の設定を1.5から2.0にすると、ひとつの文章の中で適切な行間を確保できます。
字間
文字の間隔は、文字サイズの5%から10%ほどが適切だといわれています。字間が狭いと窮屈な印象があり、反対に広くなると間延びしてしまうのです。適切な字間を設定すると、記事の理解度を上げられるようになります。
行長
1行の文字数があまりにも多いと、非常に読みにくい記事との印象を与えてしまいます。横書きの記事であれば、1行に30文字から50文字程度が適切な文字数です。
Web記事でよく使われるフォントと印象
Web記事の印象を決めるポイントが分かったところで、記事を書く際にどのフォントが良く使われるのでしょうか。それぞれの印象と併せてご紹介します。
明朝体
横線よりも縦線の方が少し太く、横線の右端や曲がり角などに三角形の山ができるのが特徴のフォントです。ハネや止めが分かりやすく表現されていて、新聞・雑誌などの紙媒体や、小説などの文章で多く使われています。
ゴシック体
全ての線が同じ太さで書かれている、見やすいフォントです。 インパクトを与えるフォントで、DMやチラシなどに良く使われています。Web媒体でも、見やすさを重視してゴシック体を使うケースが増えているんです。
こんな記事にはこのフォントがおすすめ!
一般的に、長文の記事には明朝体・短文の記事にはゴシック体が適しているといわれます。これは、明朝体は線が細く、読み手に負担をかけにくいとされているためです。また、ビジネス関連の記事では明朝体・それ以外の記事ではゴシック体との分け方もあります。文字体が読み手に与える印象を活かした分け方と言えます。
ひとつの文章の中で、見出しなど強調したいところのみを明朝体にして、それ以外はゴシックにする手法もあります。
あまり読まれないフォントや字体
Webライティングに適さないフォントは、ポップ体や行書体などです。どちらもインパクトがあり、記事を見た読み手の興味をひくことはできるでしょう。
しかし、読むための記事としては適していないうえ、読みにくい箇所があり読み間違いも多いことから、誤字脱字をチェックする校正の段階で、間違いを見つけにくくなってしまうのです。さらに、読み手に対して正確な情報が伝わりにくくなるので、ライティングでは使わないようにするのが望ましいのです。
また、内容と異なる印象を持つフォントを使うのも避けた方が良いでしょう。例えば、ゴシック体をビジネス系のライティングに用いると、重厚感が伝わらなくなることがあります。
最後に
ライティングをする一番の目的は、読み手に記事を読んでもらうことです。どんなに内容が良い記事でも、読み手の目に触れなければ意味がありませんよね。
少しでも多くの読み手に記事を読んでもらうには、フォントと文字サイズが重要なウエイトを占めています。読みたいと思ってもらえるような記事作りのために、ここでご紹介した内容をぜひ役立てていただければ幸いです。
また、今社内でライティングを担当しているけれどなかなか良い記事が書けない、イマイチセンスのある記事が書けないということであれば、一部外注するのも手と言えます。
記事の執筆を依頼したいということであれば、ぜひアースダイバー株式会社までお問い合わせくださいませ。