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BtoBオウンドメディアこそ、定期的な診断を|無料でサイトの課題と対策を知ろう

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公開日:2024-02-16
更新日:2024-02-21
執筆者:佐藤大貴

「BtoBオウンドメディア」の運営がうまくいかない方へ

アースダイバー株式会社・代表の佐藤と申します。

当社は、オウンドメディアの運用支援をおこなっている会社です。

スタートアップから上場企業まで、幅広くご支援をさせていただいておりますが、

  • (特に)BtoB事業のオウンドメディア
  • メディアの立ち上げ後に成果が出なくて困っている会社

への改善支援を強みとしています。

私自身、かつて事業会社のメディア責任者として、オウンドメディアの運営に悩みつつも改善し上場を経験、M&Aの買い手側として、数百以上のサイトを分析・調査した経験、現在、専門家集団として各社をご支援させていただく経験のなかで、

「オウンドメディア成功の勝ちパターン」

を見つけました。
試行錯誤のなかで生まれた、自信のあるノウハウです。

そこで、少しでも皆さまのお役に立てるよう、無料でBtoBオウンドメディアの分析サービス(月10社様限定)をロンチしました。

ぜひ、サービス内容をご覧いただき、お申し込み・問い合わせをお待ちしております。

また、とりあえずサービス内容をすぐ知りたい方は、こちらからご覧ください。

そもそも、なぜうまくいかないのか?

オウンドメディア運営を停止した時期

オウンドメディアの運営は、何が難しいのでしょうか。

「継続することが難しい」のです。

株式会社ベーシックの調査によれば、46.2%が1年未満で運営を停止、84.7%が2年未満で運営を停止していたことが分かっています。

図版及びデータ参考:株式会社ベーシック「BtoBマーケティング担当者を対象にオウンドメディアについてアンケートを実施

では、なぜ継続が難しいのでしょうか。それは、課題が多いからです。

主な課題を洗い出すと、以下が挙げられます。

  • キーワード戦略から間違えて成果が出ない
  • 体制構築がうまくできていない
  • コンテンツの品質が担保できていない

主な課題①:キーワード戦略から間違えて成果が出ない

オウンドメディアが果たす役割は多くありますが、検索経由からのリード獲得(問い合わせや申し込み)が大きな目的のひとつです。

その際に、対象顧客が検索するであろうキーワードを洗い出し・整理し、それに対して記事を作っていきます。

当社事業であれば、たとえば「オウンドメディア 改善」「オウンドメディア 分析」など、想定顧客(みなさま)が検索しそうなキーワードに対して、記事を用意するべきでしょう。

ですが、ページビューを稼げる記事をたくさん作れたとしても、キーワード選定を間違えれば、まったく成果につながりません。

特に、BtoBであれば対策すべきキーワードにも限りがあります。

一方で、記事の納品本数を増やして稼ぎたいがために、見当違いのキーワードをふくめて記事量産の提案をする業者もたくさんいるのが現実です。

主な課題②:体制構築がうまくできていない

オウンドメディアはすぐに成果が出るものではないゆえに、他業務との兼任スタッフが担当することが多いのではないでしょうか。

しかしながら、記事のディレクションを進める以外にもやるべきことが、たくさんあるため、本来は専任担当がいるべきです。

営業と連携しながら相互に成果を高めるための情報共有、セミナーの開催、事例ヒアリング、インタビュー実施と、やることが盛りだくさんです。

また、後述しますが、リソースが足りないために最初からコンテンツを外注・丸投げし、管理しきれなかったため、低品質な記事を公開することになり、目標の10分の1以下のPVに終わるケースもあります。

それでは、成果は出ないに決まっています。

主な課題③:コンテンツの品質を担保できない

オウンドメディアを運営する企業の課題

株式会社ベーシックがおこなった調査をみても、一番の課題として「コンテンツの質を担保すること」が挙げられています。

「なんとなくよさそう」な代理店に、記事を発注したものの、全く事業理解のない、薄い記事が大量に納品されたということはありませんか?

Googleのアルゴリズムも進化し、人間の感覚に限りなく近づいてきているので、小手先だけでのコンテンツが評価されることはなく、成果につながりません。

一方で、サービス理解の深い社内メンバーで質の高い記事をつくるのも、リソース面の問題などから簡単なことではなく、悩ましいところです。

図版及びデータ参考:株式会社ベーシック「BtoBマーケティング担当者を対象にオウンドメディアについてアンケートを実施

その他、以下のようにすぐに試すことができて、改善可能な課題である場合もあります。

  • コンバージョン導線の置き方が適切ではない
  • コンバージョン導線の前後での訴求文言が適切ではない

何がボトルネックでオウンドメディアが伸びないのか?

については、ぜひ専門家にお任せください。

まずは、自社サイトの現状把握から始めませんか?

サイト無料鑑定団

当社(アースダイバー株式会社)では、サイト分析のプロ集団が、無料で御社のサイト及び集客上の課題について分析をさせていただいています(*外部ツールを使って分析させていただきますので、Google Analyticsの権限付与なども不要です)。

分析例については、後述させていただきます。

診断のご依頼から1週間程度で、60分のオンライン面談を組ませていただき、その場で分析結果についてご説明をさせていただくというものです。

ご料金もいっさいかかりません。また、お仕事の発注をいただかなくても全く問題ありませんので、ぜひ、まずはお問い合わせくださいませ。

選ばれる理由

無料で診断させていただきます

繰り返しになりますが、無料でサイト診断させていただきます(月10社限定)。代表の佐藤が診断と面談を担当させていただきます。

専門家が対応させていただきます

上記の通りとなります。

診断後のアフターフォローも

ChatworkやSlackなどのチャットツールにてつながらせていただき、なんと…診断後3ヶ月後まで、無料で何でもご相談・ご質問いただくことが可能です。来期のオウンドメディアの戦略・予算を検討している時期などにピッタリだと思います。

<ご支援例>

ご支援例1

佐藤大貴

記事に関するご質問もOKです!戦略などの大枠の話だけではなく、具体にサポートに自信をもっています。

ご支援例2

佐藤大貴

どのような粒度の質問でも、OKです!丁寧に回答させていただきます。代表の佐藤自身、上場企業のメディア責任者としてサイトの分析から計画策定まで行なってきたので、お役立ちできると考えています。

▼その他にもこんな質問をいただきます

簡易分析例:チャットワーク株式会社(2024/07よりkubell株式会社)

最後に、当社でサイトを拝見して、もし当社が無料診断を行なう場合は、このような提案になるといった例を挙げさせていただきます。

お問い合わせ・申し込みの検討材料になりましたら、さいわいです。

▼対象サイト
Chatwork お役立ちコラム

▼想定されるターゲット
toC向けの要素もあるが、toBであれば総務や人事。社内コミュニケーションの効率化、外部業務委託者とのコミュニケーションの効率化を検討している

▼サイトの現状
結論、流入数は好調ながら、検索キーワードの質やCVR(コンバージョン率)の面で課題がありそう。

  • 2021年ごろから流入数は伸び続けており、ahrefs(外部分析ツール)で間150万セッションほど。ということは、実値(ahrefsとズレがあるため)は月間300万セッション程度
  • 「site:https://go.chatwork.com/ja/column/」でインデックス数を調べると、2,230件。
    ということは、1か月あたりの1記事あたり平均セッション数は、1,500ssと、BtoB領域の平均(領域により異なるが、BtoCくらいの数値感)から比較するとかなり高い
  • 全体でみるとかなり良さそうだが、直近で下落傾向にあることと、後述の理由で課題を抱えてもいる

ahrefs分析例
*外部分析ツールahrefsより

課題

  • サイトへ流入するユーザーの検索キーワード上位に課題がある。実際にチャットツールの導入を検討している層が検索するような語句ではなく、単に言葉の意味を調べているユーザー経由の流入が多くを占めている
  • 一方で、KW「チャットツール 導入」のような検索語句で検索上位にページが存在していない
  • 顕在顧客とリーチできる面を担保できておらず、潜在顧客または無関係のユーザーばかりをサイトに流入させており、目的である資料ダウンロード数や問い合わせを最大化できていない可能性も

ahrefsキーワード分析例

また、記事内での問い合わせや資料ダウンロード導線数も少なく、末尾とPCだと右横固定の導線のみと少ない(CVRが低いと推定)

対策

キーワード再選定
チャットツールの利用検討層が検索するキーワードを再定義する。顕在層・準顕在層向けを網羅的に洗い出し、CVRが高いと見込まれるKWでの新規記事作成、または既存記事のリライト

キーワード戦略・マッピング

当社のディレクター及びライターを稼働させ、顕在層に対してリーチできる記事を増やすこともできます。

また、昨今、記事の上位表示にあたっては、該当ジャンルの専門性を求められるため、人事・総務経験者や行政書士など専門家による執筆も可能です。

ぜひ、お気軽にお問合せください。

記事内での自社サービス導線の見直し

  • 記事冒頭/記事中ほど/記事下部の3箇所ほどに、異なるパターンで自社サービスのバナーやボタンを配置し、記事途中で離脱する可能性があるユーザーに対しても、CVするような設計にし、既存記事の導線を改善していく。
  • 毎月200件ほどの問い合わせがあったと仮定し、CVRが30%改善されるだけで、260件(+60件)の効果が見込まれるので、かかる工数に対する期待効果は大きい。

記事の耐用月数を18か月とすると、累計で60×18=合計1,080件

のCV増加が期待できるので、無視できない規模といえるでしょうか。なお、見込みCV数の大きい記事から順に対応することで、即効性が期待できます。

リソースが足りない…とお考えの方は、当社のディレクターを稼働させて、早急に対応することも可能です。

「オウンドメディアの構築・改善のチェックリスト完全版」を入手されたい方はこちら

BtoBオウンドメディアのチェックリスト

当社のノウハウを詰め込んだ、オウンドメディアの構築・改善のチェックリスト完全版を入手されたい方は、以下の問い合わせフォームからその旨を記載し、ご連絡くださいませ。

当社のコンサルティングサービスについて

当社コンサルサービスについて1

 

当社は国内でも数少ない、WEBマーケティングのプロフェッショナルファームです。ささいなお悩みでも問題ございません。ぜひ、ご相談ください。

当社コンサルサービスについて2

コンサルティングのみでなく、コンテンツ制作も一気通貫でご支援させていただくことが可能です。ぜひ、ご相談くださいませ。

この記事の執筆者

アースダイバー株式会社・代表取締役CEO。出版社勤務→DeNA→人材ベンチャーでIPOを経て、2019年当社を創業。コンテンツマーケティングの世界を、より良いものにしたいと考えています。 2022年から、子ども向けの教育事業もやっています。

EARTHDIVER.Inc