Webライターの多くは、担当のWebディレクターと二人三脚で仕事を進めていると思います。しかし、Web関連の仕事は基本的にオンラインのやり取りとなるため、ディレクターの顔や何をしているかを知らないという人も多いのではないのでしょうか。
ライティングをスムーズに進めるためには、ディレクターとうまく足並みをそろえていく必要があります。そこで今回はディレクターと上手に付き合う方法や、ライターが陥りがちな失敗を紹介したいと思います。
目次
そもそもWeb ディレクターの仕事とは?
Webディレクターと言っても、その仕事内容は多岐に渡ります。記事執筆の発注をかけ、納品物の中身を確認する人というイメージが強いかと思いますが、指示書の作成を自分で行っているディレクターもいます。また、クライアントへの営業を自分で行っているイレクターもいれば、校正作業しか行っていないディレクターもいて、多種多様です。
いつもお世話になっているディレクターの業務範囲を一度聞いておくと、やりとりがしやすくなるかもしれませんね。クライアントとのやりとりや校正など業務が多いと、ライターとのコミュニケーションが取りづらい印象があります。また、ライターとクライアントの間に複数のディレクターが入れば入るほど、情報が錯綜しがちなので、きちんと整理しておきましょう。
Web ディレクターとのやり取りの失敗あるある…
Web ディレクターとやりとりをするなかで、「これって話が違うのでは?」と思った経験がある人は決して少なくないはずです。ここではライターとディレクター間でありがちなコミュニケーションミスについて紹介します。これからWebライターを目指す人もぜひ参考にしてください。
指示書が不明確で何度もリテイクを命じられる
Webライターにとって最もつらい作業のひとつが、再三にわたるディレクターからのリテイクではないでしょうか。「修正は〇回まで」と定めているディレクターもいますが、しっかりディレクション体制を作っていないディレクターの場合、後から「もっとこうしてほしい」と伝えてくることがあります。
ひどいと、執筆テーマそのものを変えてくることもあるので要注意です。こちらが抗議しても「それなら報酬は払わない」と言われることもありますので、必ず事前に「リテイクは何回まで」と決めておきましょう。
報酬の決め方が不明瞭
これもありがちなトラブルです。「文字数〇文字まで」という条件で請け負ったつもりなのに、画像の選定やWordPressの投稿も無償で追加されて、作業が増えてしまったという人は少なくありません。ちょっとした作業でも積み重なればかなりの時間になりますので、仕事を引き受けるときには、どの業務範囲までが報酬の対象になるのかを確認するようにしましょう。また、例えば「2000文字で2000円」などと文字単価で契約を結んで、2001文字書いた場合、1円は支払い対象になるかどうか、細かいようですが、確認しておきましょう。
ディレクターと音信不通になる
Web ライターは基本的にオンラインでのやり取りが主流となるため、ディレクターがマメな人ではない場合、音信不通になってしまうことがあります。納期まで時間がないのに返信がなく、慌てて納品したところリテイクを食らってしまった…というのはよくある話です。
このような状態が慢性化するのであれば、そのディレクターと縁を切るのもひとつの手ではないでしょうか。また、こちらのスケジュールも鑑みてもらえるように、毎日何時から何時まで稼働しているのか、土日は稼働しているのかなど、自分の予定を伝えつつ、お互いが調整すると良いでしょう。
Web ライターとして活躍するために知っておきたい3つのポイント
ディレクターなしでは進行できない、ライターの仕事をスムーズに進める方法を紹介します。
契約をするときには念には念を入れて確認する
契約を結ぶ時には、少し細かいぐらいでも情報を確認しておいたほうが良いでしょう。業務の範囲や報酬の支払われ方、またリテイクの回数などを聞いておくと、ディレクターに「しっかりしたライターさん」という印象を持ってもらえます。ディレクターは複数のライターを掛け持ちしていることが多いので、こちらからもフォローする心づもりでいたほうが良いでしょう。
ちょっとした雑談を提出時にする
オンラインでのやり取りといっても、相手も自分も人間です。ただ仕事の内容のやり取りをするだけでは少し寂しい気がするので、納品時には感謝の気持ちとともに、ちょっとした一言を入れておくと喜ばれるかもしれません。親しくなることで、ディレクターが担当している他の案件を紹介してもらえる可能性があります。
どうしても合わないのであれば契約中止も考える
どうにも相性が良くないディレクターとの契約は、一度考え直してみるのもアリです。返信を待ってイライラするのは精神衛生に良くありませんし、そのような状態では高いパフォーマンスを発揮できません。ルーズなディレクターは報酬の支払いに遅れたり、あとから修正を命じてきたりすることも多いので、トラブル回避策として考えてみるのはいかがでしょうか。
記事がうまく書けないときにはプロに聞いてみよう
優秀なWebディレクターがいる会社は、質の高い記事を提供していることが多いものです。今社内でライティング業務を担当しているけれどなかなか良い記事が書けない、また大量の記事を執筆することになり、ライターの数が足りないというあれば一部外注するのも手と言えます。
記事の執筆を依頼したいということであれば、ぜひアースダイバー株式会社までお問い合わせくださいませ。