ChatGPT・Gemini・GoogleのAIモードに、お客様や取引先が会社やサービスを比べるときの質問を入れて、自社が挙がるか、何番目か、どの競合が先に挙がるか、社名で聞いたときに正しく説明されるかを測ります。何を直せば答えが変わるかの指針まで、レポートでお渡しします。事業のためのLLMO診断です。
目的別の診断もあります:採用のAI検索診断/病院・クリニックのAI検索診断/医師のAI検索診断


商品やサービスを選ぶとき、AIに「おすすめは?」「AとBの違いは?」と聞いて、候補を絞る人が増えています。法人の購買でも、個人の買い物でも同じです。AIの答えに名前が挙がらなければ、サイトを見られる前に候補から外れ、そのことはアクセス解析にも残りません。
AI検索とは ChatGPT・Gemini・GoogleのAIモードのように、質問に対して、AIがいくつものサイトを読み、ひとつの答えにまとめて返す検索です。答えの中で会社やサービスの名前を挙げ、根拠にしたページを「出典」として示します。診断では、この答えに自社が挙がるか、出典にどのページが使われているかを測ります。
質問は、お客様の検討の4つの段階に分けてつくります
ある法人向けSaaSで、お客様が聞く60問を、ChatGPT・Gemini・GoogleのAIモードで測った例です。調べたこと、わかったこと、なぜ弱いのか、打ち手の順に、実際のレポートの一部をお見せします。社名・サービス名・分野・競合の名前などには、モザイクをかけています。
課題・機能・比較で聞く「比較検討の質問」54問と、社名で聞く「社名で確かめる質問」6問をつくりました。ChatGPT・Gemini・GoogleのAIモードに、ログインしない状態で1問ずつ新しい画面で聞き、180回答と出典を記録しています。

AIは、候補をいくつか順に挙げて答えます。この会社が最初に挙げられた割合は、主力の分野の質問では72%でした。主力に近い周辺の分野では36%、伸ばしたい分野では13%まで下がります。

比較検討の質問162回答のうち、この会社が最初に挙げられたのは62回答で、競合の中で最多でした。それでも伸ばしたい分野の質問では、それぞれの分野の専門の製品が先に挙げられていました。

社名で聞いた18回答のうち、13回答は公式の情報どおりでした。ずれていたのは、公式にまとまった説明のない料金や契約の条件でした。

出典に占める自社の公式ページの割合は、主力の分野では18%でした。伸ばしたい分野ではほとんどなく、他社のブログの「おすすめ〇選」や比較記事が根拠になっていました。その分野の質問に答えるページが、自社のサイトに少なかったとみています。

自社の公式ページが出典に入った47回答では、100%で名前が挙がり、66%で最初に挙げられました。入らなかった回答では53%と20%です。答えるページがなければ、推薦されにくくなると考えられます。

料金の条件がずれた説明をたどると、同じ会社が運営する別サービスの比較ページと、それを引用した記事に行き着きました。公式に料金の考え方をまとめたページがなかったため、AIはこうした記載で答えていたとみています。

機能の名前から考えるのをやめ、診断で挙がらなかった質問から逆算して、用意するページと、そこに書いておく数字や事実を分野ごとに決めました。見出しに質問と同じ言葉を使い、1文目で「何ができるか」に答えます。

自社サイトには料金の考え方や機能の解説を、オウンドメディアには選び方や比較の記事を置きます。新しい機能は発表と機能ページをセットで出し、比較サイトの掲載は最新にそろえます。別のサイトに残った古い条件は、社内で直します。


この会社は、主力の分野ではAIの答えの中でも最初に挙げられるのが当たり前の存在でした。それでも、これから伸ばしたい分野では、他社のブログや比較記事を根拠に、別の製品が選ばれていました。その分野の質問に答えるページが、自社のサイトにほとんどなかったためだとみています。AI検索対策の多くは、こうして弱い分野を見つけ、その分野で答えるべき質問からコンテンツの戦略を立てることになります。全体の数字だけでは、どこが弱いかは見えません。
構成の一例です。実際のレポートは、考え方と方法から、結果の詳細、出典の分析、直すページと順番までを、この順にまとめます。



このほか、すべての回答の全文と出典を記録した計測データもお渡しします。レポートの内容は、最後のオンラインでのお打ち合わせで、ご説明します。

AIの答えに名前が挙がらなければ、サイトを見られる前に候補から外れ、そのことはアクセス解析にも残りません。診断をしてみると、合計では上位なのに伸ばしたい分野で競合に先頭を譲っていたり、料金の説明が同じ会社の別のサイトの記載で語られていたりすることがよくあります。何が起きているかを測り、どこを直せば答えが変わるかまで、一緒に整理します。
法人向け・個人向けを問わず、お客様がAIで会社やサービスを比べる業種が対象です。業種・事業・競合に合わせて、お客様が実際に聞く30問をつくります。
自分で聞くと、いまの位置はある程度わかります。診断では、3つのAIに同じ質問を同じ条件で聞き、すべての回答の挙がり方・順位・競合・出典を記録して、分野ごと・AIごとの傾向を見ます。1問ごとの出る・出ないで判断しないのは、答えが聞くたびに変わるためです。
ツールの中には、APIで取った答えを数えるものがあります。APIの答えは、利用者が実際の画面で見る答えと違うことがあるため、弊社は実際の画面に手で入力して記録します。くわしくはLLMOツールの数字は、どこまで正しい?で解説しています。
ヒアリングで伺った競合に加えて、AIの答えで実際に挙がった会社をすべて数えます。想定していなかった会社が先に挙がっていることもあります。
できます。たとえば、30問を事業20問・採用10問に分けて、お客様と候補者の両方から見た自社の扱われ方を、まとめて測ることもできます。採用の診断は、採用のAI検索診断で紹介しています。
ページを公開・修正してから、AIの答えに反映されるまでには時間差があります。弊社では、施策を始めてから3か月後と6か月後に、同じ質問で測り直すことをおすすめしています。